国語できない人のBEASTARS感想 / 第1巻 第3話 / 霧の中の警鐘

はじめに

この感想文は原作を読んだ方を前提にしています。
ネタバレがありますのでご注意下さい。

第3話 - 少年たちの逆撫で

あらすじ

夜の体育館裏門にレゴシがいる。
テムの代役となったヤギのゾーイと部長のルイの秘密練習の見張りのためである。
なぜ校則違反の夜間練習をするはめになったかというと、昼間にゾーイはセリフを覚えていないことがルイにバレて彼の怒りを買ったからだ。

ルイは演劇部の花形役者で権力者でカリスマ性、スター性を持っているアカシカだ。

夜の中庭で呆けていたレゴシは草食動物が1匹いることに気づく。
相手もレゴシに気づき、逃げようとした瞬間にレゴシは無意識に相手を追いかけ捕まえてしまう。
レゴシはその時1匹のウサギと自分の本能にであったのだった。

読みながら感じたこと

ルイ見ているとこういう先輩や上司いるよねって思う。
ルイの差別発言がひどい。このジョークは昨今では通用しない。
ジョークがアメリカ風。

夜間練習をする理由はルイ自身のためだったんだ!なるほどね!

「水をひたすら注いでる方がマシだね」で作者が何を言いたいのかわからない。

暗闇での草食動物とのやり取りのシーン、最初は相手を追い返すつもりだったのに本能で追いかけてしまったんだね、読み返して気づいた。

まとめ

今話はルイの紹介とこの作品の大きなテーマとなる肉食動物の抑えきれない本能の一端を紹介する話。
また、種という大きな違いのあるこの世界でどんなふうに相手を見ているのかも分かる話だった。
ルイが夜間練習をする理由は「なるほどねー」となり、作者さんすごいなと思う。

この作品の本質となんかきっと重要な役になるんだろうウサギとの出会いが始まった!
BEASTARSのプロローグは終わり、本編に入っていくんだと思う!

続きに期待!