国語できない人のBEASTARS感想 / 第2巻 第13話 / 陰と陽、シマシマ
はじめに
この記事は国語できない人は何を考え、感じてるのかを伝えることが目的です。
この感想文は原作を読んだ方を前提にしています。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
第13話 - 陰と陽、シマシマ
あらすじ
気絶したルイが目を覚ますとそこは保健室だった、幸い観客には見られていなかった
ルイは左足を疲労骨折していて公演2日目は絶望的
類の代役としてトラのビルがアドラーを演じることになり、ビルが演じていた敵役をレゴシが代役として出ることになった
ビルは肉食が、強い動物が強いまま生きれば良いという考えの持ち主だった
リハーサルの帰り道でレゴシはエルスと出会う
エルスは「あなたのやり方でビルをサポートして欲しい」とレゴシに頼み、レゴシは自分なりに頑張ろうと心に決めて明日に臨むのだった
読みながら感じたこと
- 舞台から落ちて骨折したのに疲労骨折とは誤診
- 前から折れてたなら明日も出れるよ、痛み止めを打つんだ
- ビルに代役を頼むときのルイは正直かっこいい
- 「君に決めた!!」ってピカチュウかよ
- エルスは相変わらずアメリカ口調
- レゴシみたいないい奴ってクラスに1人はいる気がする
まとめ
今回は深いテーマがありますね。
強いものが強いことと、弱いものが虐げられないことは表裏一体なのでしょうか。
そうでは無いとしても全員が脚光を浴びることは不可能で、過去に強いものが強くあった時代があったからこそ弱いものに席を譲る時代が来ているのでしょう。
まさに現代のジェンダー論を作者は表現しているわけで現実でも答えがないのでこの物語でも答えは出さないんだと思います。
また、弱いものが虐げられたく無いのか、強いものより強くなりたいのかでもこの話は変わってきそうですね。
ところで今回のタイトルが「光と影」ではなく「陰と陽」にしたのは何故でしょう。
恐らくレゴシが主人公なので「陰」を前にしたかったのと、性格の表現は「陰気」「陽気」だからなのでしょう。
次回は2日目の講演ですね!
新聞部はまだ動かない!もしかしてこのまま動かない?
楽しみです!