国語できない人のBEASTARS感想 / 第2巻 第8話 / ゴッドマザーのため息
はじめに
この記事は国語できない人は何を考え、感じてるのかを伝えることが目的です。
この感想文は原作を読んだ方を前提にしています。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
第8話 - ゴッドマザーのため息
あらすじ
バクと一緒に屋上の園芸部に行くと昨夜のシロウサギ、ハルがいた
レゴシは帰ろうとしたがバクに先を越され二人きりになってしまう
ハルはバラの提供に快諾してくれたが条件としてレゴシに園芸部の手伝いをさせる
レゴシは昨夜、ハルに負わせた左手の傷について尋ねるがハルは覚えてなかった
レゴシはハルのキャラクターに惹かれていく
部室に戻るとハルはお礼がしたいと言い、制服を脱ぎ始めた
読みながら感じたこと
- バク酷い
- お前が噂の彼氏か
- 怪我のこと聞くことが残酷っていう認識は私にはなかった
- バラの大小に鉢植え動かしたのにお礼って損してるじゃん
- これ系の制服スカートは下から脱ぐでしょ
まとめ
タイトルの「ゴッドマザー」とはハルのことで言葉の意味は代母。
ハルはレゴシにとって母親的存在に映っているということでしょうか。
いい意味で馴れ馴れしい人というのは現実にもいるもので周りから慕われるものですが女子の場合は男子受けの良さから女子に嫌われることもあるようです。
ハルは今回の騒動で女子から避けられていますが本来は女子にも好かれるこのように思います。
さて、レゴシはなぜハルに腕の怪我について聞いたのでしょうか。
私なら昨日のこと覚えてるのかなという興味本位で聞きますがレゴシがそんなことをするわけなくもっと深い意図があるんだと思います。
「聞いてどうする」「残酷になれたのか」というワードから昨夜のことを思い出させて怯える姿が見たい(だって肉食獣だし)となるのですが多分違うんでしょうね。
さて、ハルにほの字になったと思われるレゴシ、ハルからの誘惑に耐えられるのか次回が楽しみです!
国語できない人のBEASTARS感想 / 第1巻 第7話 / 禁猟区レベル100
はじめに
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ネタバレがありますのでご注意下さい。
第7話 - 禁猟区レベル100
あらすじ
アドラーのリハから始まる。
ルイの異変に気づいた部長でペリカンのサヌは休憩を入れる。
美術チームではテムの衣装を見つけたレゴシが先日の事件とそれに向き合うルイについて思いを巡らせる。
レゴシとバクは舞台で使うバラをもらいに園芸部へ協力を仰ぎに行く。
そこには昨夜に中庭で襲ったウサギのハルが居た。
読みながら感じたこと
- 「本気で来い」から始まる一連の語りでルイが伝えたいことがわからんのです
- でもテムの事件に皆が触れたがらないのは感覚でわかる
- レゴシは分かったふうなこと言ってるけど私はわからんのです
- ハルの居る庭園には行ってはいけないのは分かるが「魔の庭園」と表現した意図は分からない
まとめ
分からないことだらけの話でした。
少年漫画で使われる「本気で来い」は「手を抜くな」の意味ですがこの状況で悪役の人がルイをなめたりしてるわけではないのでこの使い方ではないですね。
どういう意味かというと次ページでルイが色々と語っているわけで国語の問題ならここが答えみたいなもので国語できる人は「なるほどね」となるんでしょうがマジでわからないですね。
分からないので推測するわけですが状況的に「草食は肉食に負けない」的なメッセージを出したいんじゃないかと思います。
現実でも災害とかあるとそういう雰囲気になるのでそうなんじゃないかと思いますがそんなメッセージをアドラーが悪役を倒すだけで表現するのは浅すぎですよね。
答えが出ないので次。
テムの話をしたがらないのは分かります。
答えのない問題で解決の糸口も無く、話を深めるほど喧嘩になりそうなのできっと話したくないんでしょう。
が、それがルイがアドラーを演じることの意味につながるかというと私の中ではつながらないです。
自分が残念すぎる。
最後に「魔の庭園」。この「魔」は小悪魔な女の子的な「魔」でいいんですかね?
いいですよね?
ここでハルが出てきたということはこれからレゴシとハルのラブストーリーが始まるんでしょう!
楽しみです!
国語できない人のBEASTARS感想 / 第1巻 第6話 / ケモノたちの一等星
はじめに
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第6話 - ケモノたちの一等星
あらすじ
レゴシの生活する部屋、寮、学校(特に食堂)で動物たちがどのような社会ルールで過ごしているかのかんたんな説明。つまり世界観の説明。
食堂でイヌとキツネのいざこざを止めるレゴシ
ややこしくなった状況でルイが止める
ビースターの説明
読みながら感じたこと
- 何故かレゴシがどんよりしてる
- 肉が食べられないという設定は無理があると思うくらい厳しいと感じる
早く人工肉が製造されてほしい - そういう世界なのでそういう前提なんだろうけど体格などに差がありすぎて設備費用半端なさそう
- 世界の平等さアピールの割には差別発言多い
- ビースターが必要な理由は差別がこの世にあるから。ここは分かる。
- 昨日の借りって足を貸したことじゃないんですね
- ルイも差別発言してる、そんなじゃビースターズなれないよ
まとめ
恐らく作者さんが矛盾無きよう苦
労して考えた世界観とビースターについて語るべきなんですがどうしても気になるのはコヨーテのダラム(?)がネズミ系女子を踏みかけたシーン。
「あと数秒遅れてたらぺっしゃんこ」発言ですが、「数秒早かったら」だと思うんです。
ネズミ系女子は踏み足の手前で止まっています。
つまり踏まれるにはタイミングが遅かったわけです。
彼女の言うように遅かったらさらにタイミングがずれるわけで、踏まれるには早くないといけない。
野暮なツッコミなのは百も承知ですがここが今回のハイライトでした。
てかこの世界、極小はしょっちゅう踏まれて死亡事故になってそうです。
種によって命の価値観はかなり違いそうです。
あとどうでもいいですが「ビースター」と聞くと虫のイメージが強い。
国語できない人のBEASTARS感想 / 第1巻 第5話 / ねぇ僕らだよ
はじめに
この感想文は原作を読んだ方を前提にしています。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
第5話 - ねぇ僕らだよ
あらすじ
ハルを捕まえたレゴシは自分の本能との葛藤をする。
ゾーイが現れレゴシが気を取られたスキにハルは逃げ切る。
ルイ先輩は舞台から滑り落ちたゾーイをかばって足を負傷。
レゴシ、鏡に映る自分を見て殴り、鏡を割る。
読みながら感じたこと
- 何か黒い子供が現れた!ハガレンで見たことある!
- レゴシ、17年前に何かあったんでしょうか。
まとめ
今回は内容的には少なめでした。
あの黒い子供みたいなのはなんなんでしょう?
レゴシの本能というかもうひとりの自分だと思いますが言っていることが意味深です。
「幼い頃から」とか「17年分の焦がれてた味だ」とか過去の描写が多いです。
もしや、レゴシは過去に動物を食べたことがあるのでは無いでしょうか!?
その時は幼すぎて少年法的なアレで保護観察的な処分になったのですが本人の記憶からは消えてないやつです!
ルイの怪我のシーンはストーリを進めるためなので特に感想なしです。
鏡割るのもあるあるな葛藤描写ですね。
レゴシの過去について答え合わせができるはきっとかなり先だと思います!
楽しみ!
国語できない人のBEASTARS感想 / 第1巻 第4話 / ウサギ史上でもかなり悪い日
はじめに
この感想文は原作を読んだ方を前提にしています。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
第4話 - ウサギ史上でもかなり悪い日
あらすじ
レゴシに捕まったドワーフ種のメスウサギ、ハルの視点から描写がスタート。
絶体絶命にも関わらず、彼女の心情は「あいつらがここに居なくてよかった」と安堵していた。
その理由は4時間前の出来事にある。
食堂で夕食を食べようとするハルは皆に避けられ校舎裏で一人で食事をしていた。
ルームメイトであるリスのサリーが様子を見に来てくれるが、ハルのやらかしたことは噂で広まっている、大人しくした方がいいと忠告するだけだった。
また一人ぼっちになったハルは思う
「私だけかな・・・?」
「小動物ってたまに自分の鼓動で体がどうしようもなく揺れて・・・」
「身を任せているとそのまま倒れてしまいそうになる」
ハルは食事を終え、部屋に戻るために寮の螺旋階段を登っていると上からクルミの殻が落ちてきた。
彼氏を横取りされたハーレクイン種のウサギ「ミズチ」たちが復讐しにきたのだ。
ハルは彼女たちとの口論に応戦しつつも最後にはバケツの水を浴びせられた。
寮に戻りたくないハルはレゴシたちのいる体育館裏に時間を潰しに行ったのだ。
そこでレゴシに捕まったハルは色々思っているがレゴシも共鳴していた。
読みながら感じたこと
- なぜハルが体育館裏にいるのかの解説が長すぎて忘れてた
- 男にモテて女に嫌われる子って実際は見たこと無い
- 鼓動の描写はハルの心の不安さを書いてるんでしょうけど自分の鼓動が何を表現したかったのか分からない
- 「この世界で勝者になるのは本能むき出しのやつ」ものすごく分かる。言ったもん勝ち、やったもん勝ちですよ!
まとめ
基本的にハルの紹介をする話でした。
彼女はその可愛さ故に男ウケがよく女ウケが悪いタイプなんですが本人がそれを自覚していて、かつ自分の意志に反しているところがポイントです。
自分の人生を自分で決めるのではなく他人が決める、それをエサの人生として作者は描写しているんだと思います。
最も気になるのはレゴシの「共鳴」です。
あらすじ書いてて何に共鳴しているのかさっぱりです。
「逃げる意味、恐くて泣きたい」に共鳴しているんですが彼はそんなこと思って無いです。
とすると「私のことくれてあげる」「しょうもない人生」「敗者にすらなれない」「エサであり続ける人生」あたりが共鳴しそうなワードです。
レゴシに当てはまりそうなのは「しょうもない人生」「敗者にすらなれない」ですがそんなこと思ってましたっけ?
次の話で何に共鳴しているのか解説があるはず!期待!!
国語できない人のBEASTARS感想 / 第1巻 第3話 / 霧の中の警鐘
はじめに
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第3話 - 少年たちの逆撫で
あらすじ
夜の体育館裏門にレゴシがいる。
テムの代役となったヤギのゾーイと部長のルイの秘密練習の見張りのためである。
なぜ校則違反の夜間練習をするはめになったかというと、昼間にゾーイはセリフを覚えていないことがルイにバレて彼の怒りを買ったからだ。
ルイは演劇部の花形役者で権力者でカリスマ性、スター性を持っているアカシカだ。
夜の中庭で呆けていたレゴシは草食動物が1匹いることに気づく。
相手もレゴシに気づき、逃げようとした瞬間にレゴシは無意識に相手を追いかけ捕まえてしまう。
レゴシはその時1匹のウサギと自分の本能にであったのだった。
読みながら感じたこと
ルイ見ているとこういう先輩や上司いるよねって思う。
ルイの差別発言がひどい。このジョークは昨今では通用しない。
ジョークがアメリカ風。
夜間練習をする理由はルイ自身のためだったんだ!なるほどね!
「水をひたすら注いでる方がマシだね」で作者が何を言いたいのかわからない。
暗闇での草食動物とのやり取りのシーン、最初は相手を追い返すつもりだったのに本能で追いかけてしまったんだね、読み返して気づいた。
まとめ
今話はルイの紹介とこの作品の大きなテーマとなる肉食動物の抑えきれない本能の一端を紹介する話。
また、種という大きな違いのあるこの世界でどんなふうに相手を見ているのかも分かる話だった。
ルイが夜間練習をする理由は「なるほどねー」となり、作者さんすごいなと思う。
この作品の本質となんかきっと重要な役になるんだろうウサギとの出会いが始まった!
BEASTARSのプロローグは終わり、本編に入っていくんだと思う!
続きに期待!
国語できない人のBEASTARS感想 / 第1巻 第2話 / 少年たちの逆撫で
はじめに
この感想文は原作を読んだ方を前提にしています。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
第2話 - 少年たちの逆撫で
読みながら感じたこと
バクのマルク下駄箱にめっちゃ手紙入ってて「実家から心配の手紙」って言うシーンがありますが家族多いなって思います。
そういうことが言いたいわけではないのは分かりますが気になるんです。
ジャックの「お・た・が・い・な!!」は馬と友達になるのはよくないってのは分かるんですが馬の何がだめだったんでしょうね?
馬は草食棟にジャックが入ったのを嫌がってますがそれは当然だと思うわけで難しいです。読み飛ばします。
虫のくだりの前置きはなぜあったんでしょう。
まとめ
内容の何が「逆撫で」なのか私には分からないのが本心です。
が、きっとこの世界の少年たちもコミュニケーションに苦労してギスギスしてるよって作者は伝えたかったんだと思います!