国語できない人のBEASTARS感想 / 第2巻 第9話 / 風立ちぬ(ただし見えない所で)
はじめに
この記事は国語できない人は何を考え、感じてるのかを伝えることが目的です。
この感想文は原作を読んだ方を前提にしています。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
第9話 - 風立ちぬ(ただし見えない所で)
あらすじ
服を脱ぎ、レゴシのベルトをおもむろにはずし始めるハルをレゴシは静止し毛布をかけて立ち去る
そんなレゴシをハルは気に入る
レゴシは部室の外で待っていたバクと合流し、ハルの噂を聞くが信じない
レゴシは恋愛経験がない
この世界には生態の日がある
初めてオスとして扱われたレゴシは嬉しくなりハルにまた会いたくなる
読みながら感じたこと
- こうやってチャンスに便乗しない男がモテる風潮を作るから世の男は草食系になっていくんだと思う
- ふくらはぎに風を感じるという表現は粋
まとめ
色々あった回ですが難しいところはなく、考察するところも少ないですね。
と言っても嬉しいという表現を「少し自分が見えかかったような」「明るみに出られたような」「前に歩けるような」としたところに共感できたわけではありません。
暗闇で明かりを見つけて自分がどこにいるか分かり前に進めるようになったら嬉しいです。
しかしオスと認識されたことでなぜ上記の気持ちになるのでしょうか。
きっと何者でもなかった自分に対し「オス」という輪郭の定義をしてくれたことで自身も自己認識という基準点ができたことで前と言う方向がわかるようになり進むことができるようになったということでしょう。
自分を前に進めてくれる人ならまた会いたくなりますよね。
まだ恋心ではないのでしょうかこれからのレゴシの気持ちの移り変わりに注目です!